インフルエンザや胃腸炎など感染症が流行しやすいこの季節…
我が家でも2歳半の子供が胃腸炎を発症→私にうつるという体験をつい先日しました。
いやぁ、胃腸炎って本当に辛いですね…
幸いなことに、我が家では重症化することなく今は大分症状が落ち着いてきています。
今回は我が家での胃腸炎体験談や対策・準備しておいてよかったものなどをご紹介していきたいと思います!
もくじ
胃腸炎・2歳半の子供の経過
1日目
その日保育園のお迎えに行くと、なにやら子供たちがいつもと違う部屋に移動していて、先生たちがお掃除モード。
想像した通り、胃腸炎の子が何人か出てきているとのこと。
息子も発症するかも…と小児科のサイトなどを読みながら嘔吐処理の方法など予習しておくことに。
こちらの小児科のサイトを参考にしました。
そして、夜寝る前のこと。
今思えばちょっとしおらしいというか、元気がなかった息子。
「寝ようか」と言えば「いやなの~」がいつもの返事なのですが、その日は「うん…」
そしてすんなり眠った1時間後、ぐずりながら起きて1回目の嘔吐!
ここから長い夜が始まりました。
2日目
2日目、とはいえ1日目に発症したのが22時頃で、そこから断続的に吐き続け2日目に突入!
少し治まってきたかな?と思ってイオン飲料をスプーン一杯飲ませてみると秒で吐く!
結局朝6時くらいまで、10回くらい吐いてしまいました。
保育園はしばらくお休みだな…と連絡を入れて、
その後吐き気が落ち着き水分が取れるようになってきたので、病院へ。
やはり胃腸炎のようです、ということで整腸剤と吐き気止めの坐薬を処方していただく。
脱水など特に気になる症状もなかったので、ひとまず安心です。
薬を出してもらう間にスーパーで買い出しをして、引きこもり生活スタート!
息子もだいぶおしゃべりが出てきて、夕方には「おせんべい食べたい」など食欲も出てきた様子。
夜にはうどんをやわらかく煮たものを美味しそうに食べていました。
吐き気は結局その後もなく、上からはすべて出し切ったようでした…。
3日目
3日目には元気が出てきて家の中で走り回ったり踊ったり歌ったりできるようになりました。
食べ物は2日目に引き続きうどんがメインで、リンゴやゼリー、1歳児用のせんべいなどをあげていました。
しかし、ウイルスが腸の方に移動してきたようで、2度の下痢が。
見本通りの胃腸炎の経過をたどっていたので、あまり心配することなく
こまめに水分を与えるようにしていました。
4日目
4日目も元気で食欲もあったので、ふりかけご飯などいつもの食事に少しずつ戻していきました。
しかも下痢がおさまったようで、形のある便が出ている!
これはかなり回復の兆し~と喜んでいたのですが。
5日目
また下痢に戻ってしまいました…涙
出たのは1度だけですが、下痢の間は保育園に連れていけないし、
仕事も今は量が少ないのでなんとかなりそう、ということでもう少し保育園は休むことに。
6日目
6日目はなんと便が出ず。
ということで次の日も休むことに。
7日目
夕方がんばった便はなんとか形をなしていました…!
息子は元気いっぱいで食欲もだいぶ戻り、翌日から登園することにしました。
結局土日+4日間お休みを取りました。
感染症だとたくさん休まないといけないので大変ですよね…。
胃腸炎・35歳半の大人の経過
1日目
息子が胃腸炎を発症した3日目の夜、何とも言えない気持ち悪さで目覚めました。
どうにも気持ち悪い。どういう態勢なら楽か探しても気持ち悪い…。
私自身、最後に吐いたのは小学生くらいのときでして、とにかく吐くのが怖いんです!
つわりでも吐かなかったので、まさかここで20数年ぶりの扉開けちゃうの?!
という恐怖と闘いながら猛烈な吐き気でトイレへダッシュ!
…試行錯誤するも、オエっとえずくだけで吐けない。(汚くてすいません)
大量のつばを吐きだし、オエオエしているとなぜかちょっとスッキリ。(汚くてすいません)
これを1時間くらいごとに繰り返し、明け方にかけて少しずつ落ち着いてきたのでした。
2日目
あまり眠れず、2日目の朝。
この日は土曜だったのですが、夫が1日いないので、夕方までなんとか耐えなければいけません。
息子は胃腸炎発症4日目だったので、かまって攻撃が止まらない…!
吐き気はなんとか落ち着いてきたのですが、今度は頭痛と腰痛と筋肉痛が!
そして少し遅れて寒気と肌のピリピリ感…発熱です。
普段風邪を引いても熱が出ることは少ないのですが、38度くらいまで熱が出ました。
頭痛い、だるい、気持ち悪い+息子のお世話で2日目が一番つらかったです。
藁にもすがる思いで、何か薬を買ってきてもらおうと夫に頼んだのがこれ。
![]() |
【第2類医薬品】「クラシエ」漢方柴胡桂枝湯エキス顆粒A 8包 新品価格 |
●かぜの後期の症状やはきけなどのあるかぜ、腹痛を伴う胃腸炎に効果があります。
●微熱と寒気を感じ、頭痛などがあるかぜに効果があります。Amazon商品紹介ページより
効能を読んでこれは私のための薬だ…!と思えたので、初めて飲んでみました。
マイルドな葛根湯のような味。飲みやすかったです。
漢方なので効果はゆるやかだろうな、と思っていましたが、
私には結構合っていたような気がします。
3日目~
朝起きると、頭痛や腰痛、寒気も治まって平熱に。
食べると少し胃もたれのような、ちょっと気持ち悪い感じはありますが、
明らかに体調が良くなっていました。
薬のおかげなのか、胃腸炎とはこういうものなのか…
とにかく早く治まって本当によかったです。
嘔吐処理・我が家の場合
よく嘔吐処理をする際はビニール手袋とマスクを!なんて言われますが、
嘔吐の瞬間、タオルで受け止めようとワタワタしてた私は思い切り吐しゃ物を触ってしまいました…(結果、感染しているし!)
なので、あまり参考にならないかもしれませんが、我が家の嘔吐処理の流れをご紹介します。
いざというときのシミュレーションにご利用ください。笑
夫には感染しなかったので、やり方はそんなに間違ってはいなかったのだと思います…!
1度目の嘔吐
まあまあの量を出し、寝ていた敷きパッドとその上に敷いていたバスタオル(これで大半をキャッチ)、息子のパジャマがやられました。
夫に息子を抱えてもらい、私はまず汚れた手を洗い、スーパーでもらうような大き目のビニール袋、ティッシュ、替えのパジャマ、濡らしたガーゼを持ってきます。
息子の口周りをガーゼで拭き、パジャマを着替えさせます。(汚れたバスタオル、パジャマ、ガーゼはビニール袋へ)
敷きパッドの汚れをティッシュで軽くとり、汚れた部分を内側にそ~っと風呂場へ。
手を洗い、新しい敷きパッドとバスタオルを敷き、その上にワイドタイプのペットシートを敷き詰めます。
息子が少し落ち着いてうとうとしている間に消毒です。
2リットルのペットボトルがあったので、水を半分入れてハイターのキャップ1杯(20ミリリットル)を混ぜて50倍くらいに薄めます。
それを敷きパッドやパジャマなど吐しゃ物が付着したものにドバドバとかけてしばらくおいておきます。
(バスタオルはそのまま捨てました…)
2度目の嘔吐
1度目から10分くらい後に、2度目の嘔吐が。
これも1度目と同じくらいの量を出して、敷きパッド(2枚目)とその上に敷いていたバスタオル(2枚目)がやられました…
息子の口をウェットティッシュで拭いて、
1度目同様、敷きパッドは風呂場へ→薄めたハイターで消毒、バスタオルも薄めたハイターで消毒してから捨てました。
3度目~
3度目からは慣れもあってだいぶキャッチできるようになってきました。
ペットシートでキャッチした後、ビニール袋へ入れて消毒液を掛けて捨てます。
感染予防のポイント
- 触らない(できれば汚物処理時はビニール手袋を使って)
- 広げない(ウイルスの付いた手でべたべた触らない)
- 乾かさない(ウイルスは乾燥すると空気中に漂ってしまう)
を意識しながら、吐しゃ物や便が付いたであろう場所を消毒しましょう。
また食事の前は念入りに手洗いをするようにしましょう。
手洗い後のタオルは、感染の恐れがある場合はペーパータオルにするのが良いです。
大量に消毒液が必要なときはハイターなどの塩素系漂白剤を薄めて使えばよいと思いますが、
ドアノブや電気のスイッチなど細かいところを消毒したいときは市販の除菌スプレーを使用するのが手軽でおすすめです。
胃腸炎は急にやってくる!今のうちに準備しておくべきもの
胃腸炎の長い夜を体験してみて、準備しておいて助かったものたちをご紹介します。
①ペットシート
![]() |
【ソラーレ】お徳用ペットシーツ ワイド(60×45cm) 45枚 【一枚あたり14.6円!】 価格:660円 |
子供が吐いた後に布団(まくら付近)に敷き詰めておくと、2回目以降の備えとなり便利です。
少量ならペットシートで十分受け止められますし、そのまま丸めて捨てられるのでラクですよ~。
我が家の今回の胃腸炎では15枚くらい敷き詰めて使いました。
②塩素系漂白剤・2リットルペットボトル
![]() |
新品価格 |
ウイルスの消毒には塩素系漂白剤が必須です!常備しておきましょう。
またペットボトルって家庭によっては全然買わない場合もあると思うんですが、漂白剤を薄めるために必要なので、
空のペットボトルを1つ取っておくのがよいと思います。
③除菌スプレー(次亜塩素酸ナトリウム)
![]() |
新品価格 |
こちらも大活躍でした。
ウイルスを除去したいところにとにかくシュッと一吹き。
ドアノブや便器、空間にも、気になったときにはシュッシュしてました。
※注意※アルコール除菌ではウイルスまで除去できないので、「次亜塩素酸ナトリウム」と記載があるものを使いましょう。
この「次亜塩素酸ナトリウム」は塩素系漂白剤に含まれているので、漂白剤を薄めてスプレーすることもできるとは思うのですが、
胃腸炎の大変な時に薄めてスプレーボトルに入れ替えて…の手間を考えると、こういった除菌スプレーがあれば簡単に使えますし、安全性の面でも市販の物の方が安心かなと思います。
ちなみに「次亜塩素酸ナトリウム」を使ったお部屋全体の空間除菌サービスというのもありますよ~
ZiACO(ジアコ)の【無料お試し】
④経口補水液
![]() |
新品価格 |
脱水を防ぐための経口補水液は何本か常備しておきたいです。
子供用のものもあるので、小さいお子さんにはこちらもおすすめです。
![]() |
新品価格 |
⑤ネットスーパーの登録
子供が胃腸炎になると数日は看病生活になるので、ネットスーパーがとっても便利です。

夜に注文すれば翌日の午前中には持ってきてもらえるので、食材や日用品もすぐに手に入ってとても助かりました!
ネットスーパーを利用したことが無い方も、登録だけでもしておくといざというときスムーズに買い物できますよ。
⑥レジ袋のストック
今回は何度も嘔吐があったので、大量のレジ袋たちが大活躍しました…!
エコバッグを利用していてあまり袋が無い、という方もこんな時のために大き目のビニール袋を常備しておいた方が良いかもしれません。
![]() |
新品価格 |

⑦ペーパータオル
![]() |
新品価格 |
嘔吐処理と手洗い後のタオル替わりに使います。
一気にたくさん使うので、多めにストックしてあると良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
我が家の胃腸炎体験談と準備ポイントをまとめてみました。
息子の保育園のクラスでは、結局半数ほど胃腸炎にかかってしまったらしく、
かなり感染力が強いことがわかります…!恐ろしい!
急に症状が出てしまうので、準備は必須です。
ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
感染症の流行る季節、何とか乗り越えていきましょう…!