黒い服や黒い布バッグって使っていると色が抜けて白っぽくなってきちゃいますよね。
お気に入りのものほど使い込むから、悲しいほどに白くなります。
私がよく使っているマリメッコのショルダーバッグがあるのですが、
まさに白くなってきて、なんだかみすぼらしさが出てしまいました…。
新品はこんな感じです。
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価格:12,980円 |

白くなったなぁ…と嘆いていると、夫がすくっと立ち上がりました。
というわけで、バッグを黒く染めてみることに!
ダイロンでの黒染め!手順まとめ
初めての染め物…
説明書をよくよく見ながらやってみました。(夫が)
用意したもの
- 染料(DYRON) 1袋
- 熱湯 6リットル
- 酢 350cc または 塩 30g
- 大きなバケツ
- ゴム手袋
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DYLON マルチ (衣類・繊維用染料) 5.8g col.08 エボニーブラック [日本正規品] 新品価格 |

とりあえずこれがあれば大丈夫。
1.バッグを洗う
洗濯機のドライモードでやさしく洗います。
2.染料液をつくる
バケツに熱湯+酢+染料を入れよく混ぜます。
3.バッグを染料液に入れてよく混ぜる
ゴム手袋をして、20分ほどよく混ぜます。
4.浸けおきする
ときどきかき混ぜながら20分ほど浸けおきします。
5.よくすすぐ
10回くらいはすすぎ、洗濯機で軽く脱水します。
陰干しして完成です!
どうでしょう?意外と手順は簡単ですよね。
お湯6リットルを用意するのが地味に大変そうでした。(夫が)
黒染めビフォーアフター!
というわけで、どのように仕上がったのか実際の写真を載せてみますね。
Before
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白っぽいところが目立ちます
iPhoneでうまく色味を伝えられないのが申し訳ないのですが、
右の画像のようにバッグの開け閉めをする一番目立つところがだいぶ白ーくなっています。
After
いかがでしょうか?
やはり写真だと伝わりにくいのですが、ぱっと見の印象はだいぶ違います。
よく見るとまだ色抜けしている感はあるのですが、黒くはなったかなといった感じ。
ロゴが真っ黒になるかと心配していたのですが、染まりにくい素材だったようで、うすいグレーになりました。
もともとこういうものだと思えば、納得できます。
そしてバッグのポイントとなる赤い部分。
外したり、そこだけ染まらないようにするのが難しそうだったので、黒くしてしまえ!という気持ちで挑んだのですが、意外と染まらなかったです。
でもよく見ると「薄汚れた?」みたいな印象になってしまったのがちょっと残念でした。
まとめ
じっくり見てしまうと粗が出てしまいますが、概ね満足の結果になりました。
染料の量を増やすともっと黒く染まったかもしれないです。
ダイロンによる黒染めのメリットは、
- 作業手順が簡単
- Tシャツ2枚程度はまとめて染められる
- 安い
デメリットは、
- 部分染めが難しい
- 真っ黒にはならない
ということでしょうか。
多少色味も変わってくると思うので、新品同様に元に戻したい!という方にはあまりオススメできないですが、
ぱっと見黒いね!くらいなら十分かと思います。
ちなみに黒染めした後もこのバッグを使っていますが、今のところ色落ちは見られません。
また機会があったら他の黒染めも試してみたいと思います。
色落ちしたけれど捨てられないお気に入りのシャツやバッグがある方は、
「染めてみる」ということを一度検討してみるのはいかがでしょうか。